SUPER GTのおすすめシーン③
今回紹介するおすすめシーンは、SUPER GTにおける屈指の名勝負とも言えるシーンです。
2020 Round8 富士スピードウェイ 100号車(Raybrig)vs37号車(Keeper)
https://twitter.com/jsports_motor/status/1325306405532934144?s=20
(JSPORTS公式Twitter様より引用)
シリーズ最終戦、最終周、最終コーナーで大逆転が起こったわけですが、単なるガス欠ではないのがこのシーンのおもしろい点です。
まず、この決着に至る布石がいくつもあります。
・2020シーズン、特に直近2回のレースがSCにより荒れた
・Raybrigが最短ピットイン、それに合わせてKeeperもピットイン
主に上記の3点がKeeperに燃料を消費させ、Keeperがほとんど支配していた今回のレースを逆転した要因です。
また、戦術面以外の観点から見ると、GT300のRealizeの追い上げもこのシーンが熱い要因の一つだと思います。
GT300のRealizeもRaybrigと同様に、10秒以上のタイムギャップを乗り越えてチャンピオンの条件を満たしただけに、Raybrigへの期待も高まっていました。
しかし、山本選手の懸命な追い上げもむなしく、2秒のタイムギャップが縮められず、レースは終盤に近付きます。
それでも猛プッシュする山本選手の走り、それを見守る相沢さんの涙には、心を揺さぶられます。
レース全体は2時間ほどとかなり長いのですが、このシーンが名勝負たる所以が詰まっているので、
フルバージョンも見ていただけたら幸いです。
(フルバージョン)
以下は10分ほどのダイジェスト版となります。ぜひダイジェスト版だけでも見ていただきたいです。
(ダイジェスト)
今回は以上となります。